カプトンテープ200mmをきれいに貼る方法

ヒートベッドに使うガラスにカプトンテープを貼る。

前の記事にも書いたが、シワと気泡は大敵で、プリントする作品の底面にそのまま転写されてしまう。
200mm幅のカプトンテープをはじめて使った時は何度やってもきれいに貼ることが出来ず、無駄な出費をしてしまったかと思った。

我流ではあるが、200mmのカプトンテープをガラスに貼る方法について、紹介したい。


先ず完成状態。

左下にゴミのような物が写っているが、これはガラスの底面側が汚れていたからで、表面は非常に綺麗に仕上がっている。

使用する道具と材料

  1. カプトンテープ200mmロール(片面糊つき)
  2. ハサミ(普通のハサミで良い)
  3. スクイージー(幅の広いものをおすすめ。)

手順

1. テープの糊面を上にして、250-300mm程度伸ばす

2.位置合わせをしてガラスを上から乗せる。
この際、若干のシワは無視する。

3.左右の余白をハサミで切る

4.カプトンテープのロールは、端を折り返しておくと次回が楽になる。

5.ガラスをひっくり返す

6.隅から1/3程度テープを剥がし、スクイージーで泡とシワを取る。
ただし、結構姿勢がつらい。格好が悪いが肘や足を活用すると楽になる。



7. 6の手順を繰り返し、1周+シワがある箇所を行えば完成。


なお、端に若干の泡があってもぎりぎりまでプリントしないのであれば影響はない。
この記事を書くために写真を撮りながら作業しているが、5分で張り終わった。

界面活性剤と水を使用して張っている方も居るが、この方法であれば乾燥時間も無くすぐに使えるのでおすすめである。

スクイージーについては、斜めに使うこともあって、幅が広いものが良い。
私が使っているのは200mm幅の大型タイプ。
かさばるが丈夫でおすすめ。