先日の記事で、次のようなことを書いた
http://d.hatena.ne.jp/earthlab/20100107/p2
ソフト的にではなく、ハード的にもサーバーを守る方法について件とする必要があると改めて思った。
自宅のサーバーを、データセンターに移すという手も有用なのだが、そこまでの金銭的余裕もないので、今回はハード的な弱さをソフト的に補強することを考える。
具体的には、中のデータの暗号化が一番手っ取り早いだろう。
家のWindowsサーバーはwindows2008r2にアップデートしてあるので、Bitlockerが使える。
ところが、有効にしようとするとパフォーマンス低下の懸念があるので、高スペックサーバーをつかってね!と警告が出る。
Atomで2008サーバーを使っているのでパフォーマンスに関しては気になるところ。
そういう経緯で、今回はesxi上に疑似環境を構築して、パフォーマンスを測定してみようと思う。
windows 2008 R2をインストールして、システムディスクとは別ののディスクを2台構成。
Bitlocker有無でパフォーマンスに差が出るかを評価してみる。
初期状態では機能がインストールされていないので、追加して再起動が必要。
とりあえず、CPUクロック制限なしで測定してみた結果。
測定ソフトCrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
RAIDカードの影響を受けないように、1000MBで3回測定した平均。
やっぱり、速度に影響が出ています。
それは当然として・・・測定時のCPU使用率が相当高くなっています。
若干CPUとディスクでグラフがずれているかも
CPU使用率の上昇が顕著に見られるため、貧弱なシステムではネックになる可能性は高いと思われる。
Bitlockerの有効・無効設定は、論理ドライブ単位なので、パフォーマンスを犠牲にしてでも守りたいデータとTVの録画や音楽のデータなど、そこまでして守らなくても良いデータに分けて使うことをお勧めする。