同期入社の同僚が転職するらしい。

別に思い入れがあったとか、恋愛関係だったとか、そういう話じゃないのだが。

正直、今の会社に不満は多々ある。
でも、とりあえず入社から3年はがんばってみようと思っていた。

居た、のだが最近先の不安があったりするのも事実。
長期計画が見えてこないのが不安の要因だと思う。

平社員の分際で計画が〜とか言うのもどうかと思うが、5年後どうなっているか想像がつかないと言うのはなかなか怖いものがある。

この業界にいるのかすらわからない。


そういう先行き不安で同僚は転職をしていくのだろうか。
そう思うと決して他人事ではない気がする。


まだ、日本の経済構造のなかでは自分はまともな位置にいると思う。
正社員だし、一人暮らしだしお金に満足はしていないが生活レベルを保つことに関しては問題ない。


今しばしば話題になる日雇い労働や短期派遣に比べたら、月収がある、というのはどれだけ安心できるのか想像もできない。

毎週のようにPCパーツを買いあされるのも定期的な入金があるとわかっているからで、今月の給与がないかもしれない、なんて事態になったらPCパーツどころかサーバーの常時稼働だって不安だ。


心配性なのかもしれないが、5年後がわからない状態で結婚できる人って何なんだろう。
私から見れば無責任なように見える。

妻を養う、という考えが男女差別的な考えだと批判されるかもしれないが、結婚とはその覚悟なしにするべきでは無いと考えている。



離婚すればそれでオシマイという意味では結婚は未だ良いのかもしれない。



子供を設けるというのは、その子供が成人するまでのプランを描けない状態でするべきでは無いと思うのだが、現代の何割の人がプランを描けているのだろうか。


今の社会は先が見えなさすぎるきがする。