端末維持アプリのお話

もう5年も経っているのかと驚いたのですが・・・

かつて(2005年)Shared Computer Toolkitというアプリケーションがマイクロソフトから提供されていました。

これは、図書館・学校・ネットカフェなどで共用の端末を設置する際に、再起動するだけで設定変更箇所が元に戻るというツールでした。


私が管理者をやっていたコンピュータルームでも運用の手間を省くために導入していました。
軌道に時間がかかるなどの問題もありましたが、概ねよいツールでした。
#無償でしたし、安定動作していました。
このツールキットはXP用でした。


それからしばらくして、今度はWindows SteadyStateというツールが公開されました。
できることはあまり変わっていませんが、途中からVistaにも対応しました。
これもしばらく使っていたのですが、なにぶんVistaですからユーザからの評価はいまいちでした。


最近はLinuxなお仕事ばかりしていたもので、端末管理などすっかり忘れていたのですが、Windows7に対応するバージョンはリリースされたのと思い、調べてみたら・・・

http://support.microsoft.com/kb/2390706/ja

Microsoft Windows® SteadyState™ の提供は 2010 年 12 月 31 日をもって終了となります。Windows SteadyState のサポートについては、2011 年 6 月 30 日まで提供いたします。


Windows7どころか、提供終了してたorz


Windows7対応版、ぜひ出してほしいなあと思う今日この頃です。
個人ユーザはReturnil Virtual System 2010 Home Free に逃げているようですが、仕事じゃ有料です。