NECのLui
2年も前になりますが、2008年5月にNECが発表したLuiを覚えている|使っている方はどれぐらい居るのだろうか。
かなりおおざっぱに説明するなら、専用のPCIカードを装着したPC(サーバとして動作)にたいして、携帯性の高い専用クライアント(PCリモータと呼称)から接続して使うリモートデスクトップのような(個人向け)製品だった。
特徴としてはサーバ側の実装がPCIカードでPC本体の負荷が軽減されることとPCリモータが薄く軽いということだった・・・と記憶しているがユーザではないので細かいところは知らない。
当時、ネットブックが流行りだした頃で、PCリモータがネットブックの値段と大差ないこと、ネットブックと違い単体ではあまり意味のない製品であることなどから購買欲は全く起きなかった。
ちなみに、後からPCリモータ特化ではなく、PCリモータ相当の機能を持ったネットブックもNECから発売されている。
その後、Luiの話題を見聞きすることなく2年間過ごしてきたのだが、たまたま特価品のニュースでLuiがたたき売られていることを知って調べてみた。
PCリモーターサーバボード(サーバとして動作するPCに装着するPCIカード)とPCリモータのセットが4.5万で売っているということで、Luiのページを見に行ったところ、
見事に生産終了モデルがずらり。
ラインアップに並んでいるすべての製品が生産終了モデル。
専用のPCIカードを開発しているんだから結構開発費掛かってると思うんだ。
でも、時代はPCI-Eだ。
PCI-E対応カード開発してまで継続するほどにはLuiは儲からなかったのだろう。
Lui、さようなら。
