PIMと常時オンラインの世界

ちょっと前まで自分のスケジュールはすべて脳内に入れていた。
実際、運用という毎日決まった業務を行っていたゆえ、それで間に合っていた。

ただ、過去にさかのぼってその日に何をしていたなどの事柄をすべて記憶するというのは、難しかった。


スケジュール管理といえば、昨今はGoogleカレンダーをはじめ、オンライン系のスケジュール管理・サービスが豊富だ。
数年前になると、PDAなどを使って管理していた時期もあったのだが、小さい端末でチョコチョコと入力していくのは非常に面倒ですぐにやめてしまった。
また、WindowsCEから始まったWindowsPDA端末はActive syncという同期ソフトを備えていたが、PCと接続しないと使えない・Outloockとのみのスケジュール同期など、使いにくい点も多数あった。

今年のGWに契約したWillcomW-SIMだが、実際は週末に出かけたときなどにしか使っていなかった。
定額制だというのに、非常にもったいないことだ。(980円だったのがあまり使わなかった理由だろうか。)

先週末、W-zero3の中古を無期限で友人から借りた。
この端末、発売から相当経過して、すでに減価償却ぎりぎりだが、そのコンセプトがヒットしたのか、"Zero-3"の名を受け継ぐ製品はその後も発売されている。

この端末にW-SIMを差し込むことで、電話やインターネット、メールが使えるようになるわけだが過去のオフライン利用のPDAと大きく違う点がある。
(昔も一応できたんだけど。


ActiveSyncでGoogleカレンダーGmailの連絡先を同期できる。

Zero-3で作成した予定をGoogleカレンダー上で確認できる・その逆も可能。
メールはGmailをIMAP4で利用することでメールの既読も同期できる。

この、双方向同期がオンラインでできるという点は非常に実用的で、Googleのカレンダー共有機能とあわせると、権限を与えたほかの人に予定を追加してもらい、それを外出先でも確認できるわけだ。(秘書がOfficeにいてもOKだ

ただ、Googleカレンダーのレイヤー相当機能が使えないので、主カレンダーのみ同期になる点は注意。